静岡県議会議員 野崎正蔵(のざきしょうぞう)公式サイト・のざき正蔵の県まで届け!磐田の声

不況を考えるP-2
2002/09/28

経済政策の本来の目的は「資源の有効利用」と「分配の公平」だという。「分配の公平」については、「機会」や「結果」の公平など利害をどこに感じるかによっていろいろな考え方がある。「資源の有効活用」といった点については、概ねの人が異論のないところだと思う。
「資源」といっても様々なものが考えられるが、ここでは「労働資源」について考えてみたい。現在日本では5%を越える失業率となっている。仮にひとり当りの生産額が同じであるとして単純計算をすると、GDP(国内総生産)が約500兆円の5%(約25兆円)の価値が活かされていない状況だともいえるのではないだろうか。
「何がほしい」と聞かれれば「仕事がほしい」ということをよく耳にする。企業活動も効率化が進み、自らの生き残りに必死である。効率的な企業が増え生産性をあげ、経済活動が活性化することは良い事だと思う。しかし、1つ矛盾を感じるのが、現在の状況である。物の需要が低迷している今、企業が生産性をあげるということは、雇用を控える事であり非効率な部門を切っていくことである。今後、効率的な経営の中で生き残った企業が、この労働力を活用しきれるかといったことである。
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